2018.05.25 Friday
火災保険料が来年度から上がる!?どうしたらいい?
値上げの最大の理由は、皆さんが近年感じていらっしゃることです。
そう、自然災害が頻繁に起こり、保険金の支払いが多くなったから。
「保険」という商品の役割は、多くの人がお金を出し合って、災害や事故などの災難に遭った方を経済的に支援することです。
そのため、災害や事故がたくさん起こると、保険金の支払いが多くなり、保険料がアップするのです。
ひらたくいうと、災害や事故の発生確率が高まる→保険金の支払い増→保険料増 になるわけですね。
個々の損害保険会社が、保険料を決めるための基礎データは、第三者機関である「損賠保険料率算出機構」が算出しています。
まさに、この組織の名前を聞けば、何をしているかがわかりますね。
シンプルで、すばらしい。
さて、この「機構」が算出し参考純率というものが、住宅の場合、これまでよりも5%程度あがると見込みだというのです。
実際の値上がりは、個々の損害保険会社が、それぞれの事情を加味して、最終決定します。来年度からアップすると考えられています。
火災保険が上がるときに、私たちはどうしたらよいか?
契約の途中でも解約すればよいのです。
中途解約すると、残りの期間分の保険料が戻ってきます。(一時払いをしていた場合)
なお、実際に解約する場合には、保険会社のコールサービスに、事前に金額を確認してからにしてくださいね。
そして、値上げ前に、火災保険で限度いっぱいの最長10年の保険期間の保険に新たに入るのです。値上げ前の保険料が10年間続くため、少なくとも10年間は、値上げの影響を受けなくてすみます。
※現在の火災保険契約が、いつ、どんな形態でしたものかによって、解約しないほうがいい場合がありますので、今後、値上げが具体的に各社から公表されてから既契約と新しい契約とを正しく比較した上で、行動を起こすのがいいでしょう。
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