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賃貸住宅退去時の原状回復費用は誰が負担する?
 FPオフィス ワーク・ワークス ファイナンシャルプランナー(CFP)の中村宏です。

 引っ越し時期が一服した今頃になって、本日のテーマを取り上げるのはいかがなものかと思うものの、落ち着いたときだからこそ、次回の引っ越しに向けてしっかり頭に刻んでいただきたいのです。


 賃貸住宅から退去するときに、管理している不動産会社や家主さんから原状回復費用を示され、「高い!」と思いませんでしたか?
 その費用は、借りる時に支払った敷金から差し引かれ、残額が返金されます。

 かくいうワタクシも、大人になってから10回程度引っ越しを経験しましたので、なかには想定外のべらぼうな金額の示され、「う〜ん」とうなりながらも黙って支払ったことがありました。

 ただ、この仕事をしはじめてからは違います。
 浅知恵をつけましたのでね。

 経験上言えることは、賃貸住宅を管理している不動産会社の立場は、管理費をもらっており、日頃から付き合いのある家主さん寄りの傾向があるということ。
 また、退去する住人に原状回復費用の負担に関する知識がないことから、とりあえずいっぺん多めに請求してみるということもありそうな感じ。

 ・・・・もちろん、ちゃんとしている不動産会社さんもたくさんあると思いますが・・・

 退去する方も、引越しのことでバタバタしていますから、面倒臭いやりとりをしたくないので、請求されるまま払うということもあるでしょう。


 賃貸住宅を退去するときの原状回復費用の負担を巡っては、トラブルが跡を絶たず、国土交通省がガイドラインを作成しています。

 基本的な考え方は、以下の通りです。
 建物の経年劣化や住人の通常使用に基づく損耗は、住人の原状回復義務の範囲に入りません。修繕費用は、家主が負担しなければなりません。
 しかし、住人の故意や過失に伴う建物の劣化等は、住人の原状回復義務の対象となり、修繕費用は住人が負担しなければなりません。

■家主が負担するものの例
・家具の設置による床のへこみ
・冷蔵庫の後ろの壁の黒ずみ
・壁に貼ったポスター等によるクロスの変色。日照によるクロスや畳の変色
・エアコン設置に伴う壁の穴・跡
・各種設備の寿命による故障や使用不能
・次の入居者確保のために行う畳の裏返し、表替え、網戸の交換、浴槽等の取り替え、鍵の取り替え

■住人が負担するもの
・飲みこぼし・手入れ不足によるカーペットのシミ、引っ越しでのキズ、住人の不注意による床の色落ち
・日常の清掃を怠ったための台所のすす・油、結露を放置したことによるカビ・シミ、タバコのヤニでクロスが変色したり臭いが付着している場合
・ペットによるキズや破損、臭い

 細かいことはともかく、賃貸住宅を退去する前には、管理している不動産会社や家主さんに、ひとこと「国土交通省が定めている原状回復のガイドラインに基づいて、費用算出してくださいね」と言っておけばよいでしょう。

 そして、退去物件をチャックするときの立ち会いでは、サイトから出力したガイドラインを持参しておけば、なおよいでしょう。


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