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金利上昇に備える!
 FPオフィス Work Works. ファイナンシャルプランナー(CFP)の中村宏です。

 いま、私の手元に、2007年3月22日の日経新聞があります。
 いまから3年以上前のもの。

 将来FPの仕事をすることになるかもしれないと思い始めた2002年から新聞の切り抜きをはじめ、もうかなり貯まってきたので、そろそろ整理をしないとと思いつつ、なかなかそれができず、ときおり過去のぶんをペラペラ眺めてみては、また仕舞うということの繰り返し。

 手元の新聞記事は、「金利へなびく個人マネー」。

 日本銀行が利上げをして1か月後のもの。ゼロに近かった預金金利が復活しはじめたころです。

 あれから、再び、預金金利はゼロに近くなっており、今後いつ復活するのか、果たして復活するのか、さっぱりわかりません。

 しかし、経済は循環するもの。谷があれば山がある。いつ山が来ないとも限りません。

 過去の「山が来はじめたころ」の新聞を眺めると、今後、山が来るときに、人よりも一足先んじることができるかもしれない。

 2007年3月の新聞記事をみると、いろんなことがわかります。

 日銀が利上げをすると、いろんな銀行が金利優遇キャンペーンを実施して、預金を集めようとします。特に、ネットや電話で受け付ける金利の高い定期預金などに人気が集まる傾向があるようです。

 金利上昇局面では、「これからも段階的に金利は上がる」と判断されるので、定期預金の満期は短めのものが選ばれます。1年とか2年とか。

 証券会社の商品では、MMF(マネー・マネージメント・ファンド)の人気が復活します。

 短期債券などで運用されるMMFは、利回りが変動する安全性の高い商品。

 1か月経過するとペナルティーなしで換金できるので、金利の情勢を見極めながら動くことができます。

 いっぽう、住宅ローンでは、固定金利期間の長いものに人気が集まります。今後も金利が上がると予想する人は、契約当初の適用金利がそのままずっと変わらずに固定されるタイプを選ぶ傾向が強まります。

 すでに変動金利タイプの住宅ローンを借りて返済をしている人は、金利の動きに敏感になります。日銀が利上げをすると、住宅ローンの金利も上がるからです。
 利息の負担がアップします。

 そのため、金利変動リスクを回避しようと、別の金融機関の固定金利タイプに切り替える動きが出始めます。



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