2010.02.24 Wednesday
株式投資の指標、「PER」。
株式投資の基本は、将来性、成長性のありそうな会社をいち早く探し出し、その会社の株式を購入。会社の利益の一部を配当金としてもらいながら、長期保有をすること。会社の成長に合わせて個人の財産も成長するのが理想的。
しかし、実際には、会社の儲けよりも、投資家からの人気の度合いで株価が形成されるケースが多いのも事実です。特に短期的には・・・。
ちょうど明日は国公立大学の前期試験があります。
大学受験を例にとると、元々、そうレベルが高くないと評価されていた大学でも、アイドルが入学していたりしてひょんなことから人気を博すと倍率が高くなります。定員はあらかじめ決まっているので、志望者数が増えれば一時的に難易度が高くなります。
しかし、やはり、大学の評価は、そこで学べる学問の内容、教授陣、就職率など、長年培った底力で決まります。
株式投資でよく使われる指標「PER」は、大学受験にたとえると、ほんとうなら高く評価されてもいいところ、現時点の人気がさほど高くない大学を探すための指標のようなもの。
これを使うと「実際の実力に対して割安な銘柄はどこか?」の目安がわかります。
「PER」は、「株価収益率」と言います。
株価を「1株当たりの純利益」で割って求めます。
1株当たりの純利益は、その会社の純利益を発行株式数で割れば求められますね。
たとえば、ある会社の現在の株価が2,000円、1株当たりの純利益が100円だとすると、この会社のPERは「20倍」。
投資家の立場からみると「その会社の利益がすべて配当金に回された場合、何年で投資資金を回収できるか」の指標を知ることができます。
この値が高いほど、利益にくらべて株価が割高であることを示し、逆に低いほど、株価が割安であることを示します。
具体的な使い方としては、
1、同じ企業で過去からの推移をみる。
同一企業でも株価は変化しますし、利益も年によって異なります。
過去からの推移をみることで、その企業の株価の割高感、割安感を知ることができます。
つまり、購入のタイミングの目安にすることができます。
2、同じ業界の他の企業と比較する。
同じ業種に属する企業は、収益の構造が似通っていると一般的には考えられます。したがって、同業種の企業間でPERを比較することで、相対的にその企業が割高か、割安かを知ることができます。
などです。
ただ、いずれにしても、あくまで指標、目安であり、絶対的なモノではありません。
ちなみに、Yahoo ファイナンスで自動車メーカーの「ホンダ」のPER
をみてみましょう。
「参考指標」の中の「PER」をご覧ください。
「(連)」とあるのは、ホンダ単体ではなく、子会社なども含めた連結の数値だということ。
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投資家の立場からみると「その会社の利益がすべて配当金に回された場合、何年で投資資金を回収できるか」の指標を知ることができます。
この値が高いほど、利益にくらべて株価が割高であることを示し、逆に低いほど、株価が割安であることを示します。
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同一企業でも株価は変化しますし、利益も年によって異なります。
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