2010.02.19 Friday
1,000円積み立て投資信託ができる証券会社は?
これまでの積立投信の購入単位は、10,000円以上1,000円単位がほとんどで、なかには、5,000円以上1,000円単位としている販売会社もありました。
購入単位の引き下げによって、投資余力のない人も積立投信をすることができるようになりました。
これまで給与から投資に回せる資金が1万円だった人は、積み立てでは、1本の投資信託しか買うことができませんでした(5,000円以上の場合は2本)。
自分でアセットアロケーション(資産配分)を決めて、国内外の株式、国内外の債券を投資先とするインデックスファンドをバラバラに購入するようなことはできなかったのです。
購入単位の引き下げは、日本株式に2,500円、外国株式に2,500円、日本債券に2,500円、外国債券に2,500円、という投資のしかたを可能にしました。
もっと細かく分散したければ、毎月1万円で1本1,000円ずつ、最高10本の投資信託を購入することもできます。
新入社員でも資産運用を簡単に行うことができるようになりました。
少額で、アセットアロケーションの実験をするのも、面白いと思います。
いきなり大きな投資資金を使うのは恐いというときに、小さい単位で試行してみてはいかがでしょうか?
アセットアロケーションには正解がありません。いろいろと試してみることで、運用スキルを向上させられるかも。
ところで・・・。
定期的に定額で運用商品を購入するやり方を「ドル=コスト平均法」といいます。
ときおり、「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができるというのは間違い」という記事やコメントを目にすることがありますが、いっぽうでは「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができる」という表現も幅をきかせています。
結論は、「リスクを抑えることはできない!」です。
そもそもリスクとは、ブレのことで、もっとわかりやすくいうと、投資商品の値動きの度合いのこと。
購入方法を定期定額にしたからといって、商品の値動きは変化しません。
トヨタの株価は、分割して買っても、一括で買っても、買い方に関わらず変動しています。昨日100円値下がりし、今日は50円値上がりするのです。
つまり、買い方に工夫を凝らすことでリスクを抑えることはできないのです。
しかし、購入した人の財産の額の変動はどうでしょうか?
定期定額で少しずつ購入することによって、まとめて一括して購入する場合とくらべて、財産額の変動の度合いは小さくなりませんか?
1万円ずつ100回に分けていろいろな値段で買えば、100万円で1回買うときよりも、財産の変動は小さくなります。
投資家にとっては、商品の値動き以上に、常に自分の財産の動向に興味があるものです。
したがって、「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができる」という表現は、厳密にいうと違いますが、ニュアンスとしては「そう遠くない」と解釈してもいいのではないでしょうか?
一般の読者向けの文章を書くときに、専門書の厳密性を要求する必要はなさそうに思うのです。
◆この記事は、メルマガ「生活マネー ミニ講座」(「まぐまぐ」より平日毎日:無料:読者数6,900人超)にて配信したものです。
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ときおり、「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができるというのは間違い」という記事やコメントを目にすることがありますが、いっぽうでは「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができる」という表現も幅をきかせています。
結論は、「リスクを抑えることはできない!」です。
そもそもリスクとは、ブレのことで、もっとわかりやすくいうと、投資商品の値動きの度合いのこと。
購入方法を定期定額にしたからといって、商品の値動きは変化しません。
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つまり、買い方に工夫を凝らすことでリスクを抑えることはできないのです。
しかし、購入した人の財産の額の変動はどうでしょうか?
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したがって、「ドル=コスト平均法によってリスクを抑えることができる」という表現は、厳密にいうと違いますが、ニュアンスとしては「そう遠くない」と解釈してもいいのではないでしょうか?
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